インフルエンザ

病気の名前インフルエンザ
どんな病気インフルエンザ(influenza)は、インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症です。普通のかぜとは、わけて考えます。普通のかぜよりも症状が強く出て、突然の高熱、悪寒で始まります。毎年のように流行しますが、その年によって流行する型が違います。
原因・病原体インフルエンザウイルスにはABCの3型があり、流行的な広がりを見せるのはA型とB型です。インフルエンザウイルスが鼻やのどについて、せきやくしゃみで広がります。うがい、手洗い、マスクをかける等のほか、流行前の予防接種が有効です。
症状・特徴潜伏期間は1〜2日です。発熱(通常38℃以上の高熱)と、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが突然現われ、咳、鼻汁などの上気道炎症状がこれに続き、約1週間の経過で軽快するのが典型的なインフルエンザです。胃腸症状も出ることがあります。合併症として中耳炎、肺炎、脳炎を引き起こすことがあります。インフルエンザで亡くなる方は幼児や老人に多くて一冬に数百人の方が亡くなると推定されています。乳幼児ではインフルエンザによる脳炎、脳症の発症があり、死亡率は25%にのぼります。助かっても後遺症を残す例が少なくありません。
治療ノイラミニダーゼ阻害薬(タミフル)はA型にもB型にも有効です。発病後2日以内に服用すれば症状を軽くし、罹病期間の短縮も期待できます。タミフルを服用した患者の12人の死亡が認められています。またインフルエンザ脳症の予防効果の証明はされていません。全世界のタミフル使用量の75%を、日本が占めており、耐性ウイルスの発現が危惧されています。
家庭でのケア観察が大切です。体温、せき、きげん、嘔吐、便尿など全身状態をよく見ましょう。脱水症状に注意し、まめに水分をあげましょう。インフルエンザのときの解熱剤は、アセトアミノフェンを使います。これ以外の解熱薬は使わないようにしましょう。
保育所・学校インフルエンザは学校において予防すべき伝染病第2種に定められています。通常は解熱後2日を経過するまで出席停止となります。
関連リンク感染症情報センター:インフルエンザ

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